3月12日(日) @日本橋・コレド室町3「親子茶道体験イベント」レポート
イベント概要
ここにお茶会等でも実際に使用される本格的なお茶室「橋楽亭・囲庵」(日本橋三井ホール)があります。
こちらの会場を特別に貸し切って、「子どもに本格的な日本文化を体験させてあげたい」という保護者の方とそのお子様(概ね3才〜)を対象に、親子茶道体験イベントを開催。
お子さんでも”遊びの延長”のように楽しめるかつ、茶道の大切な要素をしっかり組み込んだ内容にしました。
安全面と交流のしやすさを考慮して、1回5組程度とできるだけ少人数で実施。
午前の第1回 11:00-、午後に第2回13:00-、第3回14:00-、第4回15:00-と、全回ほぼ満員でたくさんの親子さんに参加して頂きました!!
実際のイベントの様子
親子、ごきょうだい、お友達同士、都内幼稚園に通う方、東京都以外の遠方から、インターナショナルスクールに通う方、海外出身の方など様々な方が参加しに来てくださいました。
■お点前の前にお菓子 お子様にはお子様が召し上がりやすい干菓子を、大人の方には主菓子(生菓子)をお出ししました。この日は春らしい暖かい日でしたので、和菓子でも春の陽気を楽しんでもらいました。同施設(コレド室町3)の1階にお店を構える京都の老舗和菓子「鶴屋吉信」さんの「里桜」。
■お点前を見る時間 「お茶を点てるまでの前半のお点前」を披露。お子様方は真剣な眼差しで所作を観察していました。茶道ならではの流れるようなテンポのお点前と静寂を感じてもらいました。
■自分でお抹茶を点てる体験 お子様に一人一人にお茶せんとお茶碗をご準備し、ご自身でお茶を点てる体験と、お茶の頂き方をレクチャー。自分でお茶を点てる楽しさと、お抹茶の味を実際に味わってもらいました。「美味しい!」「苦い!」どの感想も、お子様が「体験したからこそ」の感覚であり言葉です。
■保護者の方もお抹茶を味わう 大人の方にはお水屋で点てた抹茶をお出しして、実際にお茶会でも使用するお抹茶の味を味わって頂きました。
■床の間について 床の間は茶室(和室)の中で大切な空間であるということを覚えてもらったり、「掛け軸、お花、香合」を飾ること、そして掛け軸の意味を一緒に考えたり、お話したりしました。今回はひらがなが読めないお子様でも興味が持てるように「○(円相))」を選びました。
参加した皆様からのご感想・ご意見
・とても貴重な経験をありがとうございました。一緒に行った友達もとても楽しめました!と喜んでいました。(お菓子やお茶を頂く前に)「お先に」と次の方に言うなども、日頃から大切なことですよね。そういう言葉を子どもに復唱させていたのも良かったです。
・イベント楽しかったです。内容も子ども茶道体験と言っても本格的で。2歳なりにちゃんとできて、楽しめました。お菓子を選ぶのもお先にのご挨拶なども一つ一つ楽しくて勉強にもなりました。
・子どもに日本文化、茶道を体験させてあげられる、素晴らしいイベントだと思いました!素敵です!
・素敵な体験ができて親子で堪能しました。家でもお茶を飲むときに、茶道のお茶碗をポーズをしてからやるなど、とても茶道が好きになったようです。
・以前のイベントも参加しましたが、親子共々、レッスンを堪能させて頂けて大変嬉しい一日でした!(…)子どもにとって茶道はきちんとしていく神聖な場所という認識を持っているようです。親も見ていてとても嬉しそうでした。また次回以降も参加させて頂けると幸いです。
・貴重な体験をありがとうございました!子どもの心に残り、将来日本文化に親しむきっかけになってくれればと思います。
・本日は大切な友達親子も一緒に参加させて頂きありがとうございました!とても貴重な経験でした。大変有意義な休日となり、明日からまた頑張れます!
まとめ
お子さんやその保護者の方が日本文化を体験するこの茶道イベントに興味を持って頂き、
たくさんの方に参加して頂きましたことに心から御礼申し上げます。
「3才〜の小さなお子様でも、気兼ねなく参加できて楽しめる会だった」と好評を得ることができ大変光栄でした。
一日限りのイベントでしたが、今後も子どもたちとその親御様に、日本を代表する伝統文化「茶道」を身近に感じて、気軽に本格的に楽しく体験できるイベントを開催します。
ぜひご期待ください。