生徒さん同士の交流と学び
みなさま ごきげんよろしゅうございます。
昨日のブログでは、茶の湯サロン嘉福のお稽古の特徴は、
1対1のお稽古で、自分だけの時間で茶道を楽しめること、と
お伝えしました。
確かにじっくり1対1で学べるのはいいけれど、
「他の人はどうしているんだろう?」とか、
「他の人のお点前や所作も見てたい!」
と、なんだかんだで他の人のことも気になったり、
参考に見てみたいと思ったりしますよね。
本日は、生徒さん同士の交流の場 についてご紹介します!
大きく分けて3つあります。
①お茶会に参加する時
②お茶会にお客様として参加する時
③外部のお茶室を借りて合同でお稽古する時
①お茶会に参加する時
お茶会に向けて個別でお稽古を受けて、当日を迎えます。
お茶会は、お点前をする人、その他半東やお通いといった補佐をする人など
の役割があり、1人1人がそれぞれの役割をこなします。
当日集まって初対面の人もいるにもかかわらず、
お茶会を作り上げるという1つの目標を通じて、
協力してお茶会を作り上げています。こちらが何も言わなくても、
生徒さん同士で本番前にお点前の確認をしたり、お茶を出すタイミングなどを
考えたりするなど、チームワークを発揮して、毎回素晴らしいお茶会になります。
また他の人のきれいなお点前や所作を見ると、
もっと自分も頑張ろうと刺激になるそうです。
②お茶会にお客様として参加する時
今度はお茶会に出る側ではなく、お客様として参加する方のお茶会です。
参加希望の人が集まり、一緒にお茶会に行きます。
そこでお茶席に入って一緒に色々なことを学ぶことができます。
待ち時間や終わった後などに、さっきのお道具は何だったとか、
感想を話し合うことで、自分以外の意見や見方により学びが深まります。
③外部のお茶室を借りて合同でお稽古する時
外部のお茶室を借りて、お茶室の勉強も兼ねて
合同でお稽古をすることがあります。広間の広い茶室を借りるので
複数人数いる方が、所作の勉強になります。
他の方のお点前を見たり、特にお客様の側の所作などを学びます。
このように、
通常は「1人1人じっくり、他人と比べたりせず、あくまで自分に集中した学び」で、
時々「他の人との交流や協力で受ける刺激による学び」の両方が
あることによって、
自分の時間を大切にし、他の人との適度に保ちながらの
楽しい学びの場を提供しています。
すべては、「茶道は楽しい!」という茶道を学ぶ喜びのために。
そして、明日も頑張ろう!という日常の糧にしてもらえるように、
これからも努めてまいります。
本日は 生徒さん同士の交流と学び についてお話ししました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
茶の湯サロン嘉福 宗貴