リフォームなしで和室に改装する方法
みなさま ごきげんよろしゅうございます。
茶道をやりたいけど、和室がない・・・
和室から洋室にリフォームするのはお金がかかる・・・
わが茶室も、実を言うと本物の和室ではありません。
元はバリバリの洋室ですが、ちょっとした工夫で和室に改装しました。
洋室から和室に改装した3つのポイントをご紹介します。
①敷き畳で、フローリングを和室空間に!
敷き畳は、フローリングの上に置いてパーツとパーツをくっつけるだけ。
②御簾(みす)でキッチンとの空間を完全に分ける
完全な仕切りにならず、開放感も。
③障子風のスクリーンで洋風の窓も、和室らしく!
障子の柔らかい日差しが茶道にぴったりです。
公開してしまうと、①〜③のインテリアは全て、ネットで購入しました!
今度海外移住される生徒さんもいるのですが、
「向こうで和室空間を作るときに参考にしたい!!!」と
興味を持たれていました。
また洋室に戻したい時も、いつでも簡単に戻せますので、とっても楽です。
茶道をやらない方でも、和室空間があると便利ですよ!
例えば、育児。お子さんがいる場合、
そこでお昼寝したり、オムツを変えたり、遊ばせることもできます。
家事も楽です。洗濯物を取り込んで、置いて、座って畳んだりしてもOK。
布団を敷けば、急な来客のお泊りにも即対応できます!
和室は洋室よりも、何通りも使い方があり、まさに万能!なのです。
何より、みなさん言われるのが、
「和室って、なんか落ち着く〜!」
色彩感覚に関する本によると
和室に使われる色や質感にはリラックス効果がある、とのこと。
畳の色、障子から漏れるわずかな光、い草の香りなど、
和の繊細な感覚が味わえます。
茶道教室をやりたいと思った当初、まず和室がないことがハードルでした。
しかし、
「できることからはじめる!」と考え、
和室のないわが家に、和室空間をこのようにして作り出しました。
確かに立派な和室でやる茶道は素敵です。
でも、完璧である必要はないし、
要は中身、お稽古の内容やその中で生まれる交流の度合いだと考えています。
本格的なお茶室ではなかなか難しいですが、
お子さんも気軽に来てもらって、茶道に触れられるような、
フレンドリーな和の空間となりました。
「気軽に、本格的な茶道を楽しむ」をモットーとしているので、
それを形にできた空間だと、とても気に入っています。
学びの場になることで家の空間も有効活用できて、一石二鳥です。
まずは、フローリングに畳を敷いて、
和のくつろぎ空間を作ってみてはいかがでしょうか??
宗貴