今年は戌年、そして・・・

 

みなさまごきげんよろしゅうございます。
2018年になり、早一ヶ月。
今年は戌年です。
経済界でも
「猿酉騒いで、戌笑う」と戌年の景気の良さを言われるように、
色んな良いことがありそうな1年になるといいですね。
私たちは新年を迎えるにあたり、
干支について
普段からよく意識するように、
茶道でも、干支をモチーフやテーマにして
お茶会や、普段のお稽古を楽しみます。
例えばこんなお道具
これは何のお道具でしょうか?
香合といって、掛け軸やお花とともに床の間に飾る、香を入れる容器です。
某CMに出てきそうな
まるで生きているような、存在感がありますね。
干支のほか、
茶道で新年から意識するテーマは、
 
勅題です。
勅題は、
歌会始という、皇室の歌を詠む行事で
その年の歌のテーマです。
平成30年(2018年)の勅題は、
何だかご存知ですか?
「語(ご)」です。
早速、茶道具屋さんに行って
今年の勅題にちなんだお懐紙(お菓子をのせる紙)を買ってきました。
「語」から、竹取物語の情景である、
かぐや姫を乗せて月に向かった牛車と、
月が透かしの絵で
描かれています。
毎年恒例で、このお懐紙を
生徒さんにお渡しして、
勅題について話して学んだりしています。
このように色んなお道具で「語(ご)」
をモチーフにしたものが作られます。
作家さんのアイディアによってどんな
作品が見られるのか、
楽しみです!
そして来年の勅題も、
すでに発表されています。
平成31年(2019)は、
「光」です。
今年の歌が読まれると同時に、
来年の勅題が発表されるのも
楽しみの1つです。
みなさんだったら、
どんな情景を想像して、
どんな作品が生まれると思いますか??

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