北京 お子様向け茶道体験のイベントを実施
●イベント概要
主に北京在住で、日中両方をルーツにもちお子様方で構成され、その保護者が運営している日本人交流活動団体があり、毎月日本語と日本文化を学び、交流を行うイベントを行っています。
今回、その団体向けに茶道体験イベントを実施致しました。
北京市内の会議室を会場とし、12月のクリスマス会の中のイベントとして、幼稚園生から小学校高学年までのお子様方10数名が参加されました。
茶道体験の様子

会議室での開催だったため、スライドを活用して茶道について解説しました。
実際の茶室の様子など大きな写真を使って紹介。
●茶道の亭主と客同士の交流、季節感のあるおもてなし、
● 茶道の歴史 中国と日本の文化の交流がきっかけとなり、長い年月を経て日本の文化として昇華され発展したこと
●「わびさび」中国文化に対する日本独自の美的感覚 「不完全な美」「無駄を削ぎ落とした簡素な美」「精神的な豊さ」を追求
日本から持参した和三盆のお干菓子で “日本の味” を体験。
お隣の方に「お先に」と言ってからお菓子を頂く、という所作にも挑戦し、
その所作に見られる日本人の「謙虚」「相手への思いやり」の心を感じてもらいました。

続いて、テーブルの上で行うお盆を使った簡略式のお点前である、略盆点前の立礼をお見せしました。
実際の茶道のお点前の様子を真剣に見ています。
日本茶道ならではの所作、動き、空気感などからそれぞれに何かを感じとっている様子でした。

1名に代表としてお点前で点てたお茶を飲んでもらい、
その様子を見ながら他の方もお茶の飲み方を見て学びました。
今度は実際に茶筅を使ってお茶を点てました。
抹茶の粉がだまにならず、少し泡が出るまで点てられるよう、茶筅を懸命に振って動かしている様子です。上手に美味しそうな抹茶を点てていました。
お一人お一人にお抹茶の味はどうでしたか?と聞くと、
「美味しい」「苦いけど美味しさがある」、「あんまり美味しくない(笑)」などと率直な感想を話してくれました。
感想のご紹介
参加したお子様の保護者の方から頂いた感想です。
・生まれも育ちも北京のうちの子には本当に貴重な日本文化に触れる機会でした。
・この機会がなければ息子と一緒に参加する勇気が出なかったので大変有り難かったです。
・貴重な茶道体験、とても勉強になりました。娘も私もまたぜひ触れてみたいと興味が湧きました。
・大変貴重でお話を聞きながら娘にも日本のわびさびを感じてほしいなと思いました。
最後に
代表の方から、
「掛け軸にあった『一期一会』の精神を大切にして、今後も更にご縁を繋げて子どもたちの活動をサポートしていきたい」と
お言葉がありましたように、
長年北京に住み、日本と中国の両方の言語と文化そして人との交流を大切にしてきたお子様と保護者の方々の想いを
感じることができました。
今回のイベントでは、
日本の茶道は「日本と中国の交流の歴史」によって生まれたということにちなみ、
日中両方の文化や言語に精通するお子様方の将来の活躍に期待を込めて茶道体験を実施させて頂きました。
北京にいながら日本文化を体験し、自国の文化に誇りを感じる機会となれば幸いです。





